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2026.03.04

公認会計士の転職先の選び方|事業会社・FAS・コンサル、3つの未来を読み解く

監査法人で培ったスキルは、事業会社・FAS・コンサルといった多様なキャリアに展開できます。

この記事では、それぞれのキャリアが描く未来像を立体的に整理し、自分に最適な進路を判断するための視点を提示します。専門性を軸にしながら、どの環境で成長し、どの働き方を選ぶべきかを明確にしていきます。

目次

なぜ今、公認会計士はキャリアを見直すのか

なぜ今、公認会計士はキャリアを見直すのか

金融庁のモニタリングレポートでは、公認会計士登録者は過去10年で約47%増加した一方、監査法人所属者の増加率は約14%にとどまっています。
監査の担い手不足が続く一方で、会計士のキャリアは監査法人だけでは吸収しきれない状況です。

国際的にも監査業界は人材確保が課題とされ、IFAC(国際会計士連盟)によって以下のような要因が挙げられています。

  • 志望者の減少
  • 他分野での就職機会の増加
  • ワークライフバランスへの懸念

日本でも、監査業務に対する魅力低下として、以下のような点が指摘されており、これらが会計士のキャリア再考を後押ししています。

  • 機械的・単調な業務の増加
  • 長時間労働
  • 成果を実感しにくい構造

こうした環境変化の中で、「監査法人に残るべきか」「別のフィールドで専門性を活かすべきか」を見直す会計士が増えているのです。

事業会社やコンサルティング会社と比較して、監査法人の待遇が相対的に魅力を失っていることも要因となっています。

出典:金融庁(公認会計士・監査審査会)「監査業界の概観

監査法人で若手が感じる成長の天井

監査業務は専門性が高い一方、担当領域が固定化されやすく、業務の幅が広がりにくい側面があります。

「同じサイクルを繰り返すだけで、成長実感が薄い」
「クライアントの意思決定に踏み込めない」

こうした声は若手を中心に増えており、キャリアの天井感が転職を考えるきっかけになっている方が多いようです。

数字を見るだけの時代は終わった!変わる会計士の役割

企業が求める会計士像は、単なる監査の専門家ではありません。
事業構造を理解し、数字の背景にあるリスクや価値を読み取り、経営判断を支援する役割が重視されています。

M&A、DX、内部統制高度化など、会計士が活躍できる領域は拡大しており、スキルの活かし方も多様化しています。

同期の転職がもたらす静かな焦燥

周囲の同期が事業会社やFAS、コンサルへ転職すると、自分だけが取り残されているような感覚を覚えることがあります。
情報格差や判断スピードの違いが焦りを生み、「自分も動くべきか」という静かなプレッシャーにつながることもあるでしょう。

キャリアの選択肢が広がる一方で、判断の難しさも増しているのが現状です。

 

公認会計士のキャリアパス10選を徹底比較|年収・将来性・モデルケースまとめ

公認会計士のキャリアパス10選を徹底比較|年収・将来性・モデルケースまとめ

公認会計士が選べる主要なキャリアを、特徴・向いている人・年収レンジ・将来年収のモデルケースとともに一覧で整理しました。
事業会社・FAS・コンサルといった王道ルートから、金融・外資・スタートアップ・独立まで、キャリアの幅は年々広がっています。
以下の表では、各キャリアの魅力や将来性を俯瞰し、自分に最適な方向性を判断するための材料をまとめています。

転職先 部門・職種 特徴 向いている人 年収レンジ(目安) 将来年収・モデルケース
事業会社(経理・財務・IPO準備) ・経理・財務部門
・管理会計
・内部統制
・経営に近いポジションで安定性が高く、ワークライフバランス改善が期待できる。 ・安定志向で長期的にキャリアを築きたい人
・経営戦略に関わりたい人。
・600万~800万円(上場経理)
・800万~1,200万円(IPO準備・CFO候補)
・役職昇進で1,500万円超、CFOや管理部門長で2,000万円超も可能。
コンサルティングファーム(財務・戦略) ・財務アドバイザリー(FAS)
・戦略コンサル
・M\&Aコンサル
・高収入で専門性と業界経験が身につき、スピード感がある。 ・成果主義に挑戦できる人。
・M\&AやDXに興味がある人。
・700万~1,200万円(FAS)
・1,000万~1,500万円超(戦略コンサル)
・シニアマネージャー~パートナーで2,000万円~3,000万円超も可能。
金融業界(投資銀行・PE・VC) ・投資銀行
・PEファンド
・VC
・リスク管理部門
・ハイリスク・ハイリターンで分析力が重視される。 ・数字に強く、グローバル視点を活かしたい人。 ・800万~1,500万円超 ・VP・ディレクターで2,000万円~5,000万円超。成果次第で大幅アップが可能。
IT・テクノロジー企業 ・DX推進
・データ分析
・システム監査
・DX推進やデータ活用が中心で柔軟な働き方が可能。 ・新しい技術を学びたい人。
・リモート希望の人。
・600万~900万円超 ・DX責任者やCFOで1,200万円~2,000万円超も可能。
メーカー・総合商社 ・グローバル経理
・海外子会社管理
・安定した大企業で海外子会社管理の経験が積める。 ・調整力やコミュニケーション力を活かしたい人。 ・600万~900万円 ・海外子会社CFOや本社管理職で1,200万円~1,800万円。
ベンチャー・スタートアップ ・CFO候補
・管理部門責任者
・裁量が大きく、IPO準備に関われる。 ・リスクを取ってキャリアアップを狙う人。 ・700万~1,200万円 ・IPO成功でストックオプション含め2,000万円超も。
外資系企業 ・IFRS対応
・グローバル財務戦略
・グローバル基準で高収入、成果主義。 ・英語力を活かしたい人
・外資文化に適応できる人。
・800万~1,500万円超。 ・海外本社CFOやリージョナル責任者で2,000万円~3,000万円超。
税理士法人・会計事務所 ・税理士法人
・会計事務所
・アドバイザリー専門会社
・税務・会計専門性を深める、安定性。 ・専門職志向で、クライアントワークの継続を希望する人。 ・500万~800万円超 ・パートナー昇進で1,200万円~2,000万円超も可能。
公的機関・団体 ・国際機関、金融庁、自治体の監査・財務部門 ・社会的意義が高く、安定性がある。 ・公共性の高い仕事に関心がある人。 ・500万~700万円超 ・管理職で800万~1,000万円。社会的信用・安定性が最大の魅力。
独立・起業 ・税務顧問
・IPO支援
・M\&Aアドバイザリー
・コンサルティングサービス
・自由度が高く、専門性を最大限活用できる。 ・営業力やネットワーク構築に自信がある人。 ・収入は案件や顧客数次第。初年度500万~1,000万円が目安。 ・成功すれば2,000万円~5,000万円超も可能。フリーランスは年収変動が大きい。

※年収レンジは2025~2026年の転職市場・公開求人・厚労省統計などを参考に作成。

公認会計士のキャリアは、安定志向の事業会社から、高収入を狙えるFAS・コンサル、リスクとリターンが大きいスタートアップや独立まで多様です。
近年は、企業側が「経営に近い役割」や「専門性×事業理解」を求める傾向が強まり、会計士の活躍領域はさらに拡大しています。

そのため、キャリア選択では以下のポイントを明確にすることが重要です。

  • 安定を重視するのか
  • 専門性を深めたいのか
  • 年収を最大化したいのか
  • 働き方を優先したいのか
  • 将来の選択肢を広げたいのか

自分が何を重視するかによって、選ぶべきキャリアは大きく変わります。
どの環境で最も価値を発揮できるかを見極めることが、長期的なキャリア成功につながります。

 

会計士の転職先3大ルートを分解する

会計士の転職先3大ルートを分解する

ここからは、前章で紹介したキャリアパスのうち、会計士の代表的な転職先である 事業会社・FAS・コンサル の3つを詳しく解説します。

同じ「会計士のキャリア」でありながら、求められる能力も働き方も大きく異なります。
まずは3つの方向性を比較し、自身の志向や価値観と最も合致する環境を見極めましょう。

【事業会社】数字の先に経営の意思決定が見える場所

事業会社では、経理・財務・経営企画・内部統制など幅広い役割を担います。
特徴は、数字を起点に事業の実態に触れられる点です。

監査法人では外部から企業を評価しますが、事業会社では内部の一員として、数字の背景にあるオペレーションや経営判断を理解しながら業務を進めます。

会計士が事業会社で働くメリットは以下のとおりです。

  • 経営陣との距離が近く、意思決定プロセスに関われる
  • 業務が継続的で、会社の成長とともに自分の役割も広がる
  • ワークライフバランスが改善しやすい

そのため、「安定した環境で長期的にキャリアを積みたい」「経営に近い立場で働きたい」という志向の人に向いています。

【FAS】M&Aの最前線で価値を見極めるプロフェッショナル

FASは、企業価値評価(Valuation)、デューデリジェンス(DD)、再生支援など、M&Aに関わる高度な分析を専門とする領域です。
スピードと精度が求められ、専門性を磨くほど市場価値が上昇するのが特徴です。

会計士がFASで働くメリットは以下のとおりです。

  • 会計士の知識を最もダイレクトに活かせる
  • 案件ごとに業界が変わり、短期間で多様なビジネスモデルを理解できる
  • 成果主義で年収が上がりやすい

そのため、「専門性を極めたい」「ハイペースな環境で成長したい」という人に適したキャリアです。

【コンサル】課題の本質を問い続ける思考のフィールド

コンサルは、会計知識を起点にしながら、業界横断で企業の課題解決に挑むフィールドです。
特徴は、論理思考・課題設定力・コミュニケーション力が徹底的に鍛えられる点にあります。

会計士がコンサルで働くメリットは以下のとおりです。

  • 財務・業務・戦略など、課題の種類が幅広い
  • クライアントの経営課題に深く入り込む
  • 高いアウトプット品質が求められるため成長速度が速い

そのため、「広い視野を得たい」「思考力を磨きたい」「多様な業界に触れたい」という志向の人に向いています。

 

転職先の選び方|意思決定の5つの軸

転職先の選び方|意思決定の5つの軸

キャリア選択では、一般的な「Will・Can・Must」をさらに実践的に発展させた「Will・Can・Life・Money・Future」の5軸で整理することが有効です。
外部環境や周囲の意見に左右されず、自分の価値観・強み・生活・将来性を多面的に捉えることで、納得度の高い意思決定が可能になります。

1.Will:何をしたいのかという本音を見失わない

転職で最も重要なのは、自分が「本当にやりたいこと」を軸に据えることです。
周囲の転職状況や年収などの外的要因に引っ張られると、短期的には満足しても長期的な後悔につながりやすくなります。

Willを明確にすることで、選択の基準がぶれず、納得度の高いキャリアを築けます。

2.Can:市場で評価されるスキルはどれか

監査法人で培った経験を、どの職種で最も活かせるのかを冷静に見極める必要があります。
FASであれば会計・分析スキルが直結し、事業会社では業務改善や経営理解が求められます。

市場価値が上がりやすい環境を選ぶことは、将来のキャリアの選択肢を広げるうえで大きな意味を持ちます。

3.Life:働き方は人生のフェーズとセットで考える

結婚・育児・介護・生活リズムなど、人生のフェーズによって最適な働き方は変わります。

長時間労働が続く環境が合わない時期もあれば、成長を優先したい時期もあります。
仕事と生活のバランスを適切に設計することは、長期的にキャリアを継続するための重要な要素です。

4.Money:年収は条件ではなく戦略

年収は「高ければ良い」という単純な指標ではありません。

キャリアによって収益曲線は大きく異なり、FASやコンサルは早期に高年収を狙える一方、事業会社は昇進とともに長期的に伸びる傾向があります。

短期と長期の収入バランスを踏まえ、戦略的に判断することが重要です。

5.Future:未来の選択肢が広がるのはどのルートか

5年後・10年後にどれだけキャリアの幅が広がるかは、転職先を選ぶうえで非常に重要です。

専門性が深まる環境か、経営に近づける環境か、あるいは独立につながる経験が得られるのか、未来の選択肢を増やすキャリアは、長期的な資産として大きな価値を持ちます。

 

監査法人を出るタイミングはキャリアの価値を左右する

監査法人を出るタイミングはキャリアの価値を左右する

公認会計士の市場価値は、監査法人での年次によって大きく変化します。
以下は金融庁「公認会計士・監査審査会」が「監査業界の概観」で公表している、大手監査法人におけるキャリアパスのイメージです。

大手監査法人の各職階・求められるスキル・主な研修のイメージ

(注)詳細は、「監査法人の組織的な運営に関する原則」(監査法人のガバナンス・コード)の「Ⅲ.監査事務所の運営状況1.業務管理態勢(4)監査業務を実施する組織体制」(80 ページ)及び「(5)監査業務をサポートする組織体制」(82 ページ)を参照のこと。

出典:金融庁「監査業界の概観」より引用(公認会計士・監査審査会作成)

この図からも分かるように、スタッフからパートナーまでの職階ごとに求められる能力が異なり、年次が進むほど役割が専門化していきます。

そのため、どのタイミングで転職するかによって、外部で評価されるスキルが変わり、キャリアの広がりや選べる職種に影響することから、計画的な判断が必要です。

「いつ動くか」は、キャリアの質を左右する重要な意思決定になります。

1〜3年目:早すぎる転職はリスクを高める

1〜3年目は、監査の基礎を固める最も重要な期間です。
この段階で転職すると、以下のような理由から、選べる職種が限られ、将来の選択肢を狭めるリスクがあります。

  • 監査プロセスの理解が浅い
  • 業務経験が限定的
  • 市場で評価されるスキルが十分に蓄積されていない

まずは基礎を固め、専門性の土台を築くことが長期的なキャリアの安定につながります。

4〜5年目:市場価値が最も跳ねる時期

4〜5年目は、監査の一連の流れを自走できるようになり、チームリードやクライアント対応の経験も増える時期です。

企業側から見ると「即戦力として任せられる」と評価されやすく、以下のような幅広い選択肢が開けます。

  • 事業会社の経理・財務
  • FAS
  • コンサル

市場価値が最も高まりやすいため、転職を検討するには最適なタイミングといえます。

<h3>管理職手前:キャリア転換のラストチャンス

管理職に近づくほど、担当領域が固定化され、外部へのキャリアチェンジが難しくなります。

マネージャーに昇格すると、以下のような理由から、転職のハードルが上がります。

  • 監査法人内での役割が専門化
  • プレイヤーとしての実務経験が減少
  • 他業界での即戦力性が評価されにくい

そのため、管理職手前は「キャリア転換のラストチャンス」となるケースが多いです。

 

【タイプ別】おすすめの転職ルート

【タイプ別】おすすめの転職ルート

志向性や価値観によって、選ぶべきキャリアは大きく異なります。
自分に合ったルートを理解することで、納得度の高いキャリア形成が可能です。

以下では、代表的な5つのタイプに応じた最適な選択肢をまとめました。

1.経営に近い仕事がしたい

経営層のパートナーとして活躍したい場合、経営企画やコンサルティングファームに加え、将来的な事業会社のCFOや管理部長というポストが有力な選択肢となります。

経営企画やコンサルでは、市場分析や中期計画の策定を通じて経営判断の「精度」を高めるスキルが磨かれます。一方、CFOや管理部長は、財務や組織戦略の責任者として、自ら意思決定の旗を振り、経営をダイレクトに牽引する役割を担うポジションです。

「経営の視点を身につけ、組織の舵取りをしたい」という志向の方にとって、これらは非常に親和性の高いキャリアパスでしょう。

2.専門性を極めたい

M&Aや企業再生など、高度な専門領域に挑みたい人には FAS が最適です。

財務DD、バリュエーション、PMIなど、会計士の知識を深く活かせる業務が中心で、専門性を磨くほど市場価値が確実に向上します。

「専門家としてキャリアを築きたい」「分析力を武器にしたい」という人に向いています。

3.ワークライフバランス重視

安定した働き方を求める方には、事業会社の経理・財務が最適です。

監査法人やFASに比べ、決算サイクルに基づいた業務負荷の予測がしやすく、生活リズムを整えやすいのが特徴です。

また、外部アドバイザーとしてではなく、「事業の当事者」として現場の動きを数字で実感し、自らの提案が直接ビジネスの成長に繋がる手応えを感じられる環境でもあります。長期的に安定して働きつつ、事業運営に深く関与したい方に適しています。

4.将来、独立したい

将来独立を志すなら、FAS や コンサル が適したルートです。
多様なクライアントワークを通じて、業界知識や課題解決力、ネットワークが蓄積され、独立後のサービス提供に直結します。

「将来は自分の看板で勝負したい」という人に最も相性の良いキャリアです。

5.管理部門長を目指したい

CFOや管理部門長を目指すなら、事業会社の経理・財務で実務経験を積むことが不可欠です。

経理・財務の実務に加え、資金調達、内部統制、経営管理など、管理部門全体を理解する経験が求められます。
事業会社での経験は、将来的なCFO候補としての評価につながりやすいルートです。

 

公認会計士のよくある転職失敗例

公認会計士のよくある転職失敗例

転職にはメリットだけでなく、リスクも存在します。
事前に失敗例を理解しておくことで、ミスマッチを防ぎ、後悔のないキャリア選択につながります。

ここでは会計士に多い典型的な失敗パターンを整理します。

1.専門性が活かせない部署に配属された

資格や監査経験があるからといって、必ずしも専門性を活かせる部署に配属されるとは限りません。

「経理に行けると思ったら、実際は管理部門の別業務だった」というケースも珍しくありません。

求人票だけで判断せず、実際の業務範囲や配属の仕組みを確認することが重要です。

2.成長実感のないルーティン業務に陥った

事業会社では安定した働き方ができる一方、業務が固定化しやすい側面があります。
決算や日次業務が中心になると、成長実感が薄れ「思っていたキャリアと違う」と感じることがあります。

キャリアアップを重視する場合は、業務範囲や将来のローテーション制度を事前に確認する必要があります。

3.忙しさの種類が変わっただけだった

「監査より楽だと思った」という理由で転職すると、別の形で忙しさが発生することがあります。

事業会社では突発対応、FASでは案件の波、コンサルでは納期プレッシャーなど、忙しさの質が異なります。

働き方の特性を正しく理解することが、後悔を防ぐポイントです。

4.希望と違う職種に回されるケース

求人票の内容と実際の業務が完全に一致するとは限りません。

「経理希望だったが、最初は子会社管理からスタート」「FAS希望だったが、内部統制案件が中心だった」など、配属は企業側の事情で変わることがあります。

配属方針や異動の可能性を事前に確認することで、ミスマッチを避けられます。

5.企業研究不足でミスマッチ

転職失敗の大半は、情報不足が原因です。

業務内容、組織文化、働き方、評価制度などを十分に理解しないまま転職すると、入社後にギャップが生じやすくなります。

事前の情報収集やOB訪問、エージェントの活用が成功確率を大きく高めます。

 

公認会計士が転職を成功させるための5つのポイント

公認会計士が転職を成功させるための5つのポイント

転職活動は、準備の質によって成果が大きく変わります。
必要な情報整理と行動を明確にすることで、後悔のないキャリア選択につながります。

ここでは会計士が特に押さえておくべき6つのポイントを解説します。

1.転職軸を3つに絞る

転職軸を多く持ちすぎると、判断が複雑になり迷いが増えます。

「成長」「働き方」「年収」など、優先順位の高い3つに絞ることで、選択基準が明確になり、ブレずに行動できるようになります。
軸が定まると、求人選びや面接での意思決定もスムーズになります。

2.キャリアの棚卸しをする

棚卸しは転職活動の出発点です。

監査で担当した業務、役割、成果、身についたスキルを整理することで、「自分の強み」「活かせる職種」「伸ばすべき領域」が明確になります。

棚卸しができていると、面接での説得力も大きく向上します。

3.希望職種の実務理解を深めておく

職種のイメージだけで転職先を選ぶと、入社後にミスマッチが起こりやすくなります。

経理・FAS・コンサルは同じ「会計領域」でも、求められる能力や働き方は大きく異なります。

事前に実務内容を理解しておくことで、後悔のない選択が可能になります。

4.採用側が評価するポイントを知る

企業が求めるのは「即戦力」だけではありません。

監査法人での経験をベースに、「自走力」「コミュニケーション力」「伸びしろ」を評価する企業も多くあります。

採用側の視点を理解することで、効果的なアピールができるようになります。

5.面接では監査経験の言語化力が差をつける

監査経験をそのまま説明するだけでは、企業側に価値が伝わりにくいことがあります。

「その経験が企業の経営にどう貢献するのか」という視点に翻訳して語ることが重要です。
言語化力が高いほど、面接での評価は大きく変わります。

6.転職エージェントの活用

転職は情報戦であり、勝つためには信頼できるエージェントを味方につけることが不可欠です。

特にバックオフィス特化型エージェントは、非公開求人を多数保有しています。
さらに、職務経歴書のブラッシュアップや面接対策など、プロのサポートを受けることで成功率は大きく高まります。

AGS人材紹介サービスウェブサイト

 

公認会計士の転職成功にはバックオフィス特化の転職エージェント「AGSキャリア」の活用がおすすめ

公認会計士の転職成功にはバックオフィス特化の転職エージェント「AGSキャリア」の活用がおすすめ

公認会計士のキャリアは一本道ではなく、事業会社・FAS・コンサルのいずれも価値ある選択肢です。

重要なのは、外部環境に流されるのではなく、自分の軸に基づいて最適なルートを選ぶことです。
そのうえで、転職を成功させるためには、専門領域に精通したエージェントのサポートが大きな力になります。

バックオフィス特化の転職エージェントである AGSキャリアなら、会計コンサルティングファームを母体とする強みを活かし、次のような支援を受けられます。

  • 経理・財務・内部統制・管理部門への深い理解
  • 会計士のキャリア特性に合わせた精度の高い求人提案
  • 実務に即した職務経歴書のブラッシュアップと面接対策
  • 非公開求人を含む最適なマッチング支援

キャリアの選択肢が広がる今だからこそ、専門性の高いパートナーを味方につけて、納得度の高いキャリア形成が実現しましょう。

花井 功

監修者

株式会社AGSコンサルティング

クライアントサクセス部・サブマネージャー

花井 功

外食産業の店舗責任者からジョブチェンジして、採用サービスを取り扱うITスタートアップ(現プライム上場)に2013年に入社。IS、FS、CSと役割を変えながらスタートアップから大手上場企業まで採用コンサルティングに従事。その後、RPO、人材紹介の事業立ち上げフェーズに参画。2025年AGSコンサルティングにて人材ビジネスの立ち上げ責任者として入社。現在に至る。

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