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2026.02.19

30代経理の転職成功に必要な要素、実際の進め方をステップ別解説

30代になり、経理としての経験も積み重なってきた一方で、「このまま今の会社で働き続けていいのだろうか」「次のステップに進むなら、いつがいいのか」とキャリアについて考え始める方も多いのではないでしょうか。
いざ転職活動を始めると、思ったよりも選考がうまく進まず、不安を感じる場面もあるかもしれません。

本記事では、30代経理の転職で企業が注目するポイントを整理したうえで、30代前半・後半それぞれの強みの活かし方と、キャリアの現実的な進め方をステップ別に解説します。

これからの働き方やキャリアの広げ方を考えたい30代の経理の方は、ぜひ参考にしてください。

30代経理の転職で求められる3つのスキル

30代経理の転職で求められる3つのスキル

30代の経理に求められるのは、ひとつの専門性だけでなく、複数のスキルを掛け合わせてどの職場でも発揮できる力です。

ここでは、30代経理の転職でとくに評価されやすい3つのスキルを整理して紹介します。

即戦力となる経理の実務力

30代経理の転職では、「どこまで任せられるか」が評価の軸になります。

単体決算を安定して回せることを前提に、連結決算や法人税などの税務対応への関与度が即戦力としての判断材料になります。

さらに、管理会計や財務の知識があると、経理としての価値は一段と高まります。
予算管理や数値分析を通じて経営判断に携わった経験もあれば、会社の意思決定を支える存在として評価されやすくなるでしょう。

現場を動かす業務の推進力

30代の経理に求められるのは、業務の流れや数字を俯瞰し、周囲と連携しながら仕事を前に進められるかどうかが大きな評価ポイントになります。

たとえば、月次締めの工程の見直しや、部門間のやり取りを整理して認識のズレを防いだ取り組みは、単なる作業者ではなく「現場を動かせる人材」としての強みになります。

また、チームや周囲の動きを見ながら、必要な調整や声かけができるかも重要です。
業務改善や効率化に取り組むなかで、関係者をまとめ、全体の流れを整えてきた実績があれば、30代経理としての市場価値はさらに高まりやすいでしょう。

組織を円滑にするコミュニケーション力

経理の仕事は、数字を扱う専門職であると同時に、社内のさまざまな立場をつなぐ調整役でもあります。
業務を滞りなく進めるためには、他部署や上長と適切にやり取りし、状況を整理しながら話をまとめるコミュニケーション力が欠かせません。

たとえば、経理の専門用語をかみ砕いて説明したり、現場の事情をくみ取ったうえで実行しやすい対応策を提案したりできる人は、社内からの信頼も得やすいでしょう。

また、チームの中でまとめ役を任されたり、部門間の橋渡し役として調整を担ってきた実績があれば、「組織を円滑に動かせる人材」として高く評価されやすくなります。

 

30代前半・後半では役割が異なる

30代前半・後半では役割が異なる

30代経理の転職では、前半と後半で企業が期待する役割が異なります。

ここでは、30代前半・後半それぞれに求められる立ち位置と評価ポイントを整理して見ていきましょう。

30代前半:実務を安定して任せられるプレイヤー

30代前半の経理には、日々の業務から決算までを安定して担える「実行力のあるプレイヤー」としての次のような役割が期待されます。

  • 日次業務〜月次・年次決算までを主軸として担える
  • 任された業務を自走して進められる
  • 業務効率化や改善にも前向きに取り組んでいる

この年代では、マネジメントよりも「安心して任せられるか」が重視され、決算業務への関わり方が評価の分かれ目になります。
プレイヤーとしての土台が固まっているかどうかが、今後のキャリアの広がりにも直結してきます。

また、このような実務力にくわえて、クラウド会計ソフトやERPなど、新しいツールへの対応力も評価されやすい要素といえるでしょう。

30代後半:実務+マネジメントを担うプレイングマネージャー

30代後半の経理には、実務をこなしながらチーム全体を見渡せる「プレイングマネージャー」として、次のような役割が期待されます。

  • 決算や税務などの実務を担いつつ、業務全体の流れを把握している
  • 後輩の育成やフォローに関わっている
  • 業務設計やプロセス改善にも主体的に取り組んでいる

この年代では、決算業務を主導して進めてきた経験や、メンバーの業務を整理・サポートしてきた実績があるかが、選考での印象を大きく左右します。

また、部門内にとどまらず、経営層や他部署とのやり取りを通じて全体を調整してきた姿勢も強みになります。
実務力にくわえてマネジメントの視点を持っていることを伝えることで、30代後半の経理として一段上のポジションを目指しやすくなるでしょう。

 

4STEP】経理の転職にかかる期間と進め方

【4STEP】経理の転職にかかる期間と進め方

転職活動は全体でおよそ3〜4カ月かかるのが一般的であり、事前に流れと目安期間を把握しておくことで計画的に進めやすくなります。

ここでは、経理の転職を4つのステップに分けて、それぞれの進め方とポイントを解説します。

STEP1:自己分析と強みの言語化(約1カ月)

転職活動の最初のステップは、これまでの経験の整理にくわえて、「次にどんな経験を積めば、どのポジションに近づけるのか」まで見通すことです。

まずは、「現時点の役割→次に積みたい経験→目指せるポジション」の流れで次のようなキャリアの方向性を整理してみましょう。

現時点の役割 次に積みたい経験 目指せるポジション
月次決算の主担当 単体決算を主導する経験 経理主任(プレイヤー)
単体決算の主担当 チームの進行管理・後輩指導 経理リーダー
チームリーダー 業務設計・評価・育成 経理マネージャー

この全体像を描いたうえで、次の順序で転職活動の準備を進めていきます。

  1. 経験や役割・強みの棚卸し
  2. 次のステップを見据えた求人探し
  3. 職務経歴書・履歴書への落とし込み

まずは、これまで担当してきた業務を洗い出し、「役割・工夫・評価」の3つの視点で整理します。
業務名を並べるだけでなく、「月次決算の主担当→業務を安定して回せる」など、強みとして語れるポイントを言葉にしておくことが重要です。

また、成果を定量で示せるものは、できる限り数字で整理しておきましょう。
処理件数や担当範囲、改善前後の変化などを具体的に示すことで、実績の説得力が高まります。

次に、その強みをもとに「今後積みたい経験やポジションに当てはまる求人」を探していきます。
今の延長線で活かせる環境なのか、一段上の役割に挑戦できる体制があるのかを意識すると、応募先の軸が明確になります。

最後に、整理した内容を履歴書や職務経歴書に反映させます。
これまでの経験、現在の強み、そしてこれから目指したい姿がつながると、説得力も高まっていくでしょう。

STEP2:求人選定と書類作成・面接対策(約1カ月)

次に、「合う求人の選定」と「伝え方の整理」です。

まずは、求人票を条件だけで判断せず、募集背景や求められる役割まで読み取り、STEP1で整理した自分の経験・役割・強みとマッチしているかを確認しましょう。ここを丁寧に行えば、応募後のズレや入社後のミスマッチを防ぎやすくなります。

あわせて、書類と面接の準備も進めます。
職務経歴書は、経験の羅列ではなく「応募する会社でどう活かせるか」を軸に整理することがポイントです。

面接対策では、定番で聞かれる次のテーマを中心に準備しておくと安心でしょう。

  • 転職理由・志望動機
  • 自分の強みや実績
  • 今後のキャリア像

事前に模擬面接をしておくことで、本番でも落ち着いて話せるようになります。

STEP3:条件交渉と内定承諾(約2週間)

内定が出たら、「条件の確認」と「最終決定」を行う段階になります。

まずは、提示された雇用条件を丁寧に確認しましょう。
年収や役職、業務内容、勤務形態などは、入社後の満足度に直結する重要なポイントです。もし譲れない条件や気になる点があれば、内定承諾の前に相談しておくことも大切です。

また、ほかの企業の選考が進んでいる場合は、内定の回答期限との兼ね合いも確認しておきましょう。
状況によっては、選考中の企業に結果時期の前倒しを相談したり、内定先に回答期限の調整をお願いしたりすることで、より納得のいく判断がしやすくなります。

STEP4:退職と引き継ぎの準備(約2カ月)

最後に、円満な退職とスムーズな引き継ぎに向けた準備です。

まずは、退職の意思を早めに上司へ伝えましょう。
法律上は2週間前の申し出でも退職は可能ですが、実務上は業務の引き継ぎや後任の手配を考えると、2〜3カ月前に伝えるほうが職場の混乱を防ぎやすくなります。

あわせて、引き継ぎの準備も計画的に進めます。
担当業務を洗い出し、手順や注意点を整理しておくことで、後任が決まっていない場合でも対応しやすくなるでしょう。

 

30代経理が転職エージェントを活用するメリット

30代経理が転職エージェントを活用するメリット

転職活動を進めるうえで、転職エージェントの活用は成功確率を高める有効な選択肢のひとつです。
自分では当たり前だと思っていた業務が評価されたり、逆に思い込みで狭めていた選択肢が広がったりと、客観的なフィードバックが判断の軸になります。

また、年代やキャリアの段階に合った求人を提案してもらえることで、条件だけでは見えない「その先につながる転職」も描きやすくなります。
ひとりで考え込まず、第三者の視点を取り入れることが、30代経理の転職を実現するための前向きな一歩となるでしょう。

 

まとめ:30代経理の転職を成功させるために、バックオフィス特化の転職エージェント「AGS」へご相談ください

まとめ:30代経理の転職を成功させるために、バックオフィス特化の転職エージェント「AGS」へご相談ください
30代の経理転職では、事前の準備と進め方が結果を大きく左右します。
これまでの経験を整理し、年代に合った企業側の期待値を理解したうえで行動できるかが、ミスマッチを防ぐポイントになります。

とはいえ、自分の市場での立ち位置や、どのレベルの求人が適しているのかを客観的に判断するのは容易ではありません。
だからこそ、専門性の高いサポートを活用することが、転職をより確実なものにしてくれます。

バックオフィス特化の転職エージェント「AGS」では、30代経理の経験や志向を丁寧に整理したうえで、応募書類のブラッシュアップから面接での伝え方、求人選定まで一貫して支援しています。
今のキャリアを次のステージにつなげたい方は、お気軽にご相談ください。

30代の経理転職では、事前の準備と進め方が結果を大きく左右します。
これまでの経験を整理し、年代に合った企業側の期待値を理解したうえで行動できるかが、ミスマッチを防ぐポイントになります。

とはいえ、自分の市場での立ち位置や、どのレベルの求人が適しているのかを客観的に判断するのは容易ではありません。
だからこそ、専門性の高いサポートを活用することが、転職をより確実なものにしてくれます。

バックオフィス特化の転職エージェント「AGS」では、30代経理の経験や志向を丁寧に整理したうえで、応募書類のブラッシュアップから面接での伝え方、求人選定まで一貫して支援しています。

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花井 功

監修者

株式会社AGSコンサルティング

クライアントサクセス部・サブマネージャー

花井 功

外食産業の店舗責任者からジョブチェンジして、採用サービスを取り扱うITスタートアップ(現プライム上場)に2013年に入社。IS、FS、CSと役割を変えながらスタートアップから大手上場企業まで採用コンサルティングに従事。その後、RPO、人材紹介の事業立ち上げフェーズに参画。2025年AGSコンサルティングにて人材ビジネスの立ち上げ責任者として入社。現在に至る。

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